2020年にいよいよ始まるプログラミング教育を背景に、STEM教育という言葉も近年耳にする機会も増えてきたと思います。
「STEM(ステム)教育」という言葉を聞いたことがありますか?
実は、STEM(ステム)教育はこれからの時代になくてはいけないものなんです。
意味は、1990年代に米国で提唱された、科学(Science)・技術(Technology)・工(Engineering)・数学(Mathematics)の頭文字を取った理数系教育の総称です。
でも、日本のSTEM(ステム)教育それだけではないのです。
当記事では、そんな日本の「STEM(ステム)教育」とはどんなものなのか?
日本の「STEM(ステム)教育」がどうしてこれからなくてはならない大切なものなのか?
そして、「STEM(ステム)教育」が行われていく中、家庭でできるこれからのプログラミング教育を解説していきます。
目次
「STEM(ステム)教育」とは?
1990年代に米国で提唱された、科学(Science)・技術(Technology)・工(Engineering)・数学(Mathematics)の頭文字を取った理数系教育の総称です。
『ウチは理系じゃないから関係ない!』と思うかもしれませんが、
近年の少子化社会も含めて人がすくなくなっていく現状に伴う社会のAI投入によって、小学生が大人になるころには今ある職業の半分が入れ替わるという予測もあります。
人工知能(AI)やIoT(モノのインターネット)などの登場で世の中の仕事が変わろうとしている中、「第4次産業革命」とも呼ばれています。
なので、今STEM教育の知識は、将来どの職業についてもとても重要だといえます。
なぜ今STEM(ステム)教育なのか?
今からの世の中は、人口減少がとても大きな課題となっていきます。
そのため、自然と人々の仕事は変わり始め、ITの力を借りていくことになります。人工知能(AI)やIoT(モノのインターネット)の社会になっていくのは必至です。
そこで必要となっていくのが、STEM教育です。
これからの世の中は、
AI(人工知能)等の知識ももちろんのこと。
AI(人工知能)ができないことが求められる世の中になってきます。
AI(人工知能)ができないことそれは、創造をすることです。(アイディアを出す)
この、AI時代に対応する人材の教育がSTEM教育なんです。
だから、今STEM教育がとても重要になってきているんです。
STEM教育で導入される2020年から始まるプログラミング教育
STEM教育の導入で2020年から小学校のプログラミング教育がはじまります。
STEM教育の要といっても過言ではありません。
プログラミング教育では、プログラミング言語を書く「コーディング」を覚えるためではなく、それを通して論理的思考力を身に付けることを目指したものです。
まりこ
STEM教育の導入でプログラミング教育の役割
プログラミングとは、コンピューターに人の意図した処理を行うようにコンピューターに指示を与えるということです。
プログラミング教育の流れとしてはこちら
①課題をおこなうための問題やアイデアをだして
②プログラミングを考える
③プログラムを動かしてみる
問題が起きたらまた①にもどる
繰り返しやっていくことがプログラミング教育です。
プログラミング教育では、AI(人工知能)にはできないアイデアを出す力をつけること。
そして、思考力、問題解決力、論理的思考力がつくように構成されています。
STEM教育の基盤になっていくことになるでしょう。
家庭でできるおすすめSTEM教育
いよいよ2020年から始まるプログラミング教育の必修化もあって、家庭でできるSTEM教育の教材も増えてきています。
プログラミングのみでなく、
化学の世界に触れてみるのもいいと思います。
何の学習でもそうでうが、学習とは繰り返しなので、学校の授業のみでなくやはり、家庭での自学がものを言ってきますよね。
いろいろな方法でSTEM教育を家庭での自学を考えていったほうがいいです。
おすすめのSTEM教育トイ
ここでは、そんなSTEM教育の教材から、STAM教材のトイをご紹介いたします。
キュベットはイギリス発の遊びが大好きな木製のロボットです。
子どもたちは遊びながらプログラミングを学びます。
こどもと一緒に楽しめるSTAM教育の本
理数系教育先進国のイギリスで「最もわかりやすい」と評判の算数の基礎をカラフルに図解したビジュアル図鑑です。
まり子
学年別構成ではないので、好奇心のまま算数力を身につけたい人におすすめです。
STEM(Science, Technology, Engineering and Mathematics)教育に力を入れるイギリスで評判の算数図鑑です。
図鑑ですので、小学校低学年からでも幼児からでも興味をもってくれます。
楽しい本ですのでとてもおすすめです。
まり子
親がこどもに勉強を教えるヒントにもなるような本です。
小学校6年間で習う算数の範囲+αのことがわかりやすく学べます。
この本のシリーズは、とても面白くて家であるものでまなんでいけるのでこどもと一緒にたのしむことができます。
サイエンス編は、理数系の土台となる科学の基礎を養います。
植物や動物にはじまり、人体や細胞、元素など、身近な世界をつくり出している原理を楽しく学んでいき、
世界のさまざまなフシギを解き明かしていきます。
まり子
テクノロジー編は、道具や技術の発展を紹介します。
道具の起源である「くさび」にはじまり、力を伝えるしかけや熱を利用する方法、
金属や材料の話、モーターや船、飛行機のしくみ、電気、磁石、コンピューター、
ロボットなどを解説しています。
工作やものづくりに興味のある子供が喜ぶ話題が満載なのであきません。
エンジニアリング編は、建物や乗り物、ギアや歯車など、便利な機械を動かす力と、その力を活用して問題解決する発明品を紹介します。
車や電車、船、飛行機、潜水艦などの乗り物好きや、工作好きの子供が喜ぶテーマが満載です。
イラストもわかりやすく、何か作ってみたい気持ちが湧いてくる本になっています。
こちらは、小学校の高学年におすすめの数学の本です。
解説がとにかく丁寧にまとめてあるので、とてもわかりやすいです。
まり子
こちらも、小学校低学年から幅広く大人まで楽しめる数学の本です。
難しいと思われている算数を、愉快なエピソードやおもしろいパズルクイズ等で分かりやすく解説している、算数おもしろ大事典の増補改訂版です。
親が読むべきSTAM教育本
まず、親がSTAM教育とは何たるかを、しらなければこどもに教えることはできませんよね。
そこで、STAM教育がよくわかるおすすめの本をご紹介します。
今までの経験では通用しないほど、仕事や生活が大きく変わる「人工知能時代」を子どもが生き抜くには! ?
第四次産業革命と言われている現在のこども達の生き抜く為にやらないといけないことを教えてくれます。
数学を学校の7倍速く教える「AI先生」を開発した著者による、未来に向けた子どもの育て方等が記載されていて、
◎いつからスマホを使わせたらいい?
◎youtubeばっかり見ていてもいいの?
◎学校の勉強だけしてて将来大丈夫?
といった悩みから、
◎人工知能で結局何が変わる?
◎文系だからプログラミングなんて教えられない?
◎「シンギュラリティ」って何? 2045年までに何がおこる?
という疑問まで、すべて解決してくれます。
人工知能の進化は産業革命以来の大発明です。
これから大きく変わる社会を、
子どもたちが生き抜いていくために何が必要なのか?!
人工知能時代を生き抜く子どもの育て方と、
将来を予測するための人工知能にまつわる知識が紹介してあります!!
まり子
STAM教育で変わっていく教育に家庭でも対応しよう
STAM教育がこれからの教育にかかせないものということはお分かりいただけたでしょうか?
これからの時代こども達がどの道に進もうとやってくるIT化の波におしつぶされないように、わたし達親がこどもにやれることは家庭でもIT時代の波にのっていくということです。
これから、2020年にむけて家庭でもSTAM教育を取り入れることが不可欠になってきます。
当記事で今回紹介したSTEM教育トイでぜひ、おこさまに家庭でもSTEM教育を体験させてあげてください。